湾の中に浮かぶ荘厳な修道院「モン・サン・ミシェル」

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初期に登録された世界遺産を見に行くべし!!

世界遺産は、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づいて世界遺産リストに登録された、文化財、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことで、移動が不可能な不動産が対象となっています。

何でもそうだと思うのですが、初期の頃に登録されたものはやはりスケールが違う!ことが多々あると思います。

そのスケールを実感したのが、フランスにある「モン・サン・ミシェル」です。

「モン・サン・ミシェル」は1979年に世界遺産に登録されました。

世界遺産が始まったのが、1972年なので比較的初期の頃の登録と言えます。

世界遺産の登録数は、2017年時点で1073件(自然遺産等も含む)ありますが、記憶に残っているもののほとんどは、スケールが大きく歴史を感じさせるものが大半ではないでしょうか。

世界遺産「モン・サン・ミシェル」

「モン・サン・ミシェル」はフランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島に作られた修道院です。

サン・マロ湾は潮の干満の差が最も激しい湾で、満潮になれば陸と小島を繋ぐ陸橋が隠れてしまい、孤立した島となる為、干潮時しか島に渡ることが出来なかったそうです。

今では、湾が干上がって車で行くことができます。(大潮時は渡らないこともあるそうですが。。。)

潮の満ち引きにより、巡礼者は島に渡ることが出来ず陸で待つこともあったそうで、そういった不便さも神秘的な印象の要素になっているのかなぁと思ってしまいました。

大天使ミカエルからのお告げ?

708年に、アヴランシュ司教オベールという方の夢の中に大天使ミカエルが現れて「この岩山に聖堂を建てよ」とお告げを伝えたそうなのですが、司教は信じなかったそうです。

大天使ミカエルは2度目も試みるのですが、また失敗。

夢なので、微妙ですね。。。

諦めきれない大天使ミカエルは、3度目を試みて、やっと信じてもらえることが出来、念願の礼拝堂を作ってもらうことが出来たそうです。

名物「プラールおばさんのオムレツ」

「モン・サン・ミシェル」と言えばオムレツというくらい有名ですね!

私も旅行に行った時には、お店を予約して食べに行きました。

期待し過ぎたのか、日本人の舌が肥えてしまったのか、あまり美味しくなかったです。。。

しかも、オムレツなのに結構いい金額しました。。。

しかし、名店ですので壁には過去に来店した方々(?)と思われるのサインと写真が所狭しと飾られていました。

ちなみに、今は日本にも出店していて食べられるそうです。

どうせ行くなら1泊するのがお勧め

私が旅行した時は、パリ中心の旅行で途中1泊で「モン・サン・ミシェル」へ行きました。

モンパルナス駅からTGVという日本で言う新幹線のようなものでレンヌ駅まで行き、そこからバスで「モン・サン・ミシェル」まで行きます。

所要時間は、約3時間。

パリからバスもあり、電車利用より安くあげることができるそうですが、約5時間かかるそうです。

ツアーですと、日帰りもあるそうなのですが、ここは1泊することをお勧めしたいです。

個人的なお勧めとしてサンセットを見ながらシャンパンを飲むなんて素敵だと思います!

更に、夜になると月明かりに照らされた湾を見ながらまたワインを一杯なんてこともできます!!

フランスの歴史を感じるホテルに1泊するものまた良い思い出になりました!!

ちなみに、私たちは「モン・サン・ミシェル」からタクシーで1時間くらいのところにあるクリスチャン・ディオールの生家が美術館として解放されていると聞きつけ(友達が出発前に新聞で見つけました)、ちょっと足を伸ばして見学に行ってきました。

さすが、クリスチャン・ディオール素敵なお家でした。

こちらの記事で紹介してます→→フランスのクリスチャン・ディオールの生家が美術館に!

「モン・サン・ミシェル」とクリスチャン・ディオールと盛り沢山な1泊2日でしたが、フランスはまだまだ見所がたくさんあるので、また訪れたいです!!

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