貴重な亀戸大根とあさり料理のお店「亀戸升本」

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貴重な亀戸大根づくし!「亀戸升本」の昼会席

亀戸の老舗「亀戸 升本 本店」でランチ会席をいただいてきました!

「亀戸 升本」は明治38年創業。

江戸伝統野菜「亀戸大根」を今に甦らせ、名物「亀戸大根あさり鍋」をはじめとしたオリジナルの「亀戸大根料理」でお楽しみ頂けるお店です。

「亀戸 升本 本店」では、キメが細かくビタミンCも豊富で「あさり鍋」にとても相性の良い「亀戸大根」を年間を通じ、厳選された契約農家で栽培しているそうです。

お店は亀戸駅から徒歩7分ほどの距離にあります。

老舗の店構えです!!

お店の前に置かれている「亀戸大根」が、みずみずしくて美味しそうです!!

12:00に予約したのですが、お店は11:30開店なので、既にたくさんのお客さんがいらっしゃってました。

客層は、女性中心。地元の方ではなく、観光客と行った感じです。

今回は、母のお誕生日祝いでしたので、まずはビールで乾杯🍺

前菜・お造り。

どれも美味しいですが、やはり大根が程良い甘さで、歯ごたえもあり、こんな美味しい大根は初めて食べました!!

続いて、「大根餅茶碗蒸し」。

これまた、初めて食べます。茶碗蒸しの中に大根餅が入っていて、卵のプルプルと大根餅のモチモチが合間って、最高の食感と味です!!

続いてお昼から日本酒も!!

江戸切子の徳利とお猪口が日本酒の美味しさを引き立ててくれます!

大根の天ぷら。

外はサクサク、中はジューシー。亀戸大根の甘さとみずみずしさが閉じ込められてます!!

亀戸大根のステーキ。

上品な味のソースがかかっていて、大根の味が引き立ちます。

付け合わせの、脂が乗った牛肉ととんぶりと刻み大根がまた美味しいです!

この後は、「浅蜊ご飯」と「畳鰯のお吸い物」と「亀戸大根のたまり漬け」で締めます。

デザートは「あんみつ」でした。

正直、大根料理って。。。半信半疑で行きましたが、大満足です!!

亀戸大根の素材の良さが生かされた、凝ったお料理は女子受け間違いないと思います!!

「亀戸大根」別名「お多福大根」

亀戸大根は、日本一小さな大根です。

文久年間(1861年〜1864年)の頃から香取神社周辺で栽培が始まり、最もさかんに栽培されるようになった明治の頃には、かわいらしいその姿から「お多福大根」「おかめ大根」などとも言われていましたが、大正時代には産地の名をとって「亀戸大根」と呼ばれるようになりました。

しかし昭和に入り、経済の成長とともに農地が、宅地や工業用地へと変わり、亀戸大根農家が減ってしまいます。

さらに大根の主流品種を青首大根が占めるにつれ、亀戸大根は「幻の大根」と呼ばれるようになってしまいました。

ですが、「亀戸升本」がこの伝統の江戸野菜の復活に成功し、現在では全国各地の契約農家とともに守り続けていることにより、私たちが「亀戸大根」を食べられるようになったのです!

昔の野菜は美味しかった、という話をよく耳にしますが、栄養分析における数値でも相当な違いが出ているそうです。

人それぞれ見解が違うかとは思いますが、昔の野菜に比べると今の野菜はまずく、栄養価も低いそうです。

大根で言うと、1963年、今から50年以上前になりますが、その頃の大根は、栄養素を分析した結果、現在の大根の8倍の栄養価があったそうです。

以上のことから、「亀戸大根」の復活はとても素晴らしいことで、他の野菜もいつの日か復活することを願います!!

【亀戸 升本】

住所:東京都江東区亀戸4-18-9

アクセス:JR総武線亀戸駅北口/東武亀戸線亀戸駅 徒歩7分 亀戸駅から450m

営業時間:月-金11:30~14:30(14:00 L.O.)/ 17:00~21:00(19:30 L.O.)
               土・日・祝11:00~14:30(14:00 L.O.)/17:00~21:00(19:30 L.O.)

定休日:毎月第3月曜日 ※1月、8月、12月を除く ※月曜日祝日の時は翌日火曜日 定休日

※昼会席の「雅」は、事前予約のみで、3,980円(税込)です。

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