ウミガメの保護区がある美しいビーチまでトレッキング

ペナン国立公園は、ペナンの北西に位置し、沿岸地帯に広がっています。1,000 種類以上もの植物と数百種の鳥類、は虫類、哺乳類が共存している豊かな熱帯性ジャングルです。1,213 ヘクタール (2,997 エーカー) と世界最小の国立公園でありながら、驚くほど多種多様な野生生物が生息しています。

ジャングルの奥地へと続いている順路に従ってハイキングをすれば、園内に点在する白い砂のビーチのいずれかにたどり着くこともできます。中でも最も有名なビーチ、パンタイ ケラチャットにはミドリガメが巣作りをしています。また部分循環湖では、水の層が別々に流れ、混ざり合わない珍しい自然現象を見ることもできます。

この公園は、バード ウォッチング好きには最高のスポットです。シロガシラトビやカンムリワシを含むさまざまな地域の土着種が、樹木の上空で飛びまわっている様子を見かけることができます。また、斑点のあるツパイや木々の間を飛び回るキツネザル、ベンガルヤマネコ、さらにヘビにも遭遇できます。

ペナン国立公園はジョージタウンから北西に 22 km (13 マイル) ほど行ったムカ ヘッドにあります。バスで約 1 時間。入園は無料ですが、入り口で登録が必要です (特にキャンプをする場合は必須)。公園は年中無休です。

パンタイ ケラチャットビーチまでトレッキング

まずは、ペナン国立公園の入り口にある管理事務所で入山登録をします。

名前・パスポートナンバー・電話番号を記入しますので、パスポートナンバーを控えていった方がいいです！

画像があまりよくありませんが、国立公園内の地図です。

今回は、右上の大きな扉のような絵の場所から、左下のパンタイ ケラチャットビーチまでトレッキングします。

最初は、右手に海を見ながら平坦な道を歩きます。

しばらく歩くとちょっとした吊り橋を渡ります。

この辺りまでは、ヒールのあるパンプスを履いた女性数人等が歩いていたりしますが、この橋を渡ると本格的な山道へと入っていきます。

ところどころ川が流れていて、石橋がかかっています。

しばらく行くとまた川が。

そしてまた川。

昨日、雨が降ったので川が増水しているような。。。でも危険な量ではありませんでした。

しかし、道は雨のせいでぬかるんでいて、滑りまくりでちょっと恐かったです💦

地図通りに歩いてきたはずなのに、途中の標識では別の場所への案内しか出て来ないのでかなり不安になりかけていた頃に、パンタイケラチャットビーチへの案内が！この案内の足の絵がちょっと可愛いです❤

山を抜けて、沼地を抜けると目の前には綺麗なビーチが広がります！！

船か、山越えでしか来れない場所なので、ビーチには数人しかいません。それがまた、トレッキングの達成感をさらに高めてくれます！！

ウミガメの保護区

パンタイ ケラチャットビーチは、ウミガメが産卵するビーチとしても有名です。

ウミガメは、綺麗なビーチでしか産卵しないとか。。。確かにこのビーチは綺麗です。

ウミガメが産卵する綺麗なビーチを守るため、このビーチをウミガメの保護区として政府が運営しています。施設内ではアオウミガメを始めとする4種類のウミガメを保護してるそう。見学は無料で、赤ちゃんの亀から結構な大きさの亀まで見ることができます。カメの生態をスタッフの人に教えてもらうこともできるそうです。

船でモンキービーチへ！

誰かが予約したと思われる迎えの船がビーチにやって来たので、船長さんに直接交渉し、モンキービーチまで乗せてもらうことに。

途中、他のビーチに寄り団体様を乗せてモンキービーチへ。

モンキービーチはその名の通り猿のいるビーチですが、砂浜が狭く、すぐに森が迫ってきていて、そこに餌目当てにビーチにやってきた猿がいるという感じです。

このビーチを日本のサイトで調べた時には、とても綺麗なビーチだと書かれていたのですが、実際はゴミだらけの、汚いビーチでした😭

帰りの船の船長さんがなぜか自ら教えてくれたのですが、モンキービーチにはゴミを処理する施設が無く、しかもビーチからゴミを持ち出してはいけないという決まりがあるらしく、ゴミが長年かけて溜まってしまったとのこと。う〜ん。。。