フランスのクリスチャン・ディオールの生家が美術館に!

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クリスチャン・ディオールの生家

世界のハイブランド「クリスチャン・ディオール」の創業者でありデザイナーであるクリスチャン・ディオールは、フランスのノルマンディー地方にあるグランビルという海辺の保養地で生まれました。

とても裕福な実業家の家に生まれたクリスチャン・ディオールは、外交官を志して政治学院で勉強するが、なぜか画廊を開設。

ダリやコクトーなど多くの芸術家と親交を深めるも、1930年代の世界恐慌の影響で職を失ってしまいます。

これを機に、友人からデッサンを習い、帽子のデザインのスケッチが好評を博したのを機に、服飾デザイナーを志望するようになります。

1946年、リュシアン・ルロンのメゾンで働く彼の才能に目を止めた木綿王マルセル・ブサックの援助で独立し、パリ・モンテニュー通り30番地に「クリスチャン ディオール オートクチュール メゾン」が誕生します。

古き良きフランスを思わせる生家を使っての美術館

私たちは、モン・サン・ミシェルで1泊する予定でパリから移動してきましたが、着いてすぐにタクシーでクリスチャン・ディオールの生家まで来ました。

モン・サン・ミシェルについてはこちらから→→→「湾の中に浮かぶ荘厳な修道院「モン・サン・ミシェル」」

時間にして1時間かからないくらいだったかと思います。

タクシーを降りて、広い庭園を抜けるとそこにピンクの建物があります。

庭園には、見たこともない不思議な草花が生い茂っていて、「不思議の国のアリス」の世界のようでした。。。

家の中に入ると、クリスチャン・ディオールの過去の作品が展示されてました。

古い作品だと思うのですが、どれも洗練されていて素敵です!!

クリスチャン・ディオールの作品を普段間近に見ることはありませんので、とても良い経験をさせていただきました!

家の裏は、崖になっていて、実はかなり高い所に家が建っていることが分かります。

ほとんど垂直な崖なのですが、海辺まで降りて行く石の階段がついていて、まるでヒッチコックの映画の世界のようで、ちょっと怖かったです。。。

誰もが知る、海外のハイブランドのデザイナーであり創業者の幼少期を垣間見ることができ、かなり感動しました!

【クリスチャン・ディオール生家】

住所:1 Rue d’Estouteville, 50400 Granville, フランス

HP:http://www.musee-dior-granville.com/

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