新潟県十日町「ジェームズ・タレル光の館」

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香川県ベネッセアートサイト直島

以前、仕事でベネッセアートサイト直島の映像を撮るお仕事をしたことがあります。

その時以来、この島が大好きになり、当時現代アートに興味を持ちはじめていた友達も行きたい!となり、女子3人で直島に行くことに。

直島についてはこちら「現代アートと瀬戸内海の美しい景色が融合した、ベネッセアートサイト直島」

直島についてはまた別の機会に書きますが、この時に一人の友達がジェームズ・タレルを好きになってしまい、十日町にある「ジェームズ・タレル光の館」なるものを探してきたのでした。

ジェームズ・タレル

1943 年ロサンジェルス(米国)生まれ。

知覚心理学をはじめ、数学、天文学などの自然科学の諸分野と美術史を学び、1968 年から71年までアメリカ航空宇宙局研究所に勤務。

主として光と空間を題材とした作品を制作している現代美術家です。

光を知覚する人間の作用に着目し、普段意識しない光の存在を改めて認識させようとするインスタレーションを多数制作しています。 

日本では金沢21世紀美術館や瀬戸内海のアートの島、直島にある地中美術館等に作品があります。

新潟県十日町 ジェームズ・タレル光の館

この「光の館」はジェームズ・タレルさんの美術作品なのですが、その美術作品自体に宿泊することができます。

建物の2階部分に玄関があり、そこを入ると大きなリビングと反対側にキッチンとダイニング、1階部分にお風呂とトイレと寝室があります。

お部屋は全て畳のお部屋で、ちょっとモダンな日本家屋といった感じです。

宿泊するにあたり、ジェームズ・タレルさんの希望で、全く見ず知らずの3家族がこの館で一晩交流することを望んでいるそうで、少人数で申し込むと知らない人たちと同泊になる可能性があるとのことでした。

ですが、私たちは同泊になることはなく、貸切状態で使用させていただくことが出来ました!

利用させていただいた時期は真冬で、しかも豪雪地帯で有名な十日町ですから雪がかなり深かったです!!

新潟と言えば!日本酒!!

新潟県はお米の産地!と言うことは、日本酒が美味しい!!

と言うことで、この旅のメンバーはお酒好き女子6人となりました。

駅前の酒屋さんで東京では買えなさそうな日本酒を探します。

結構レアなものが見つかり、飲む用とお土産用にかなり皆で爆買いしました!!

近くのスーパーでおつまみを買い込み、光の館へはタクシーで向かいます。

田中角栄

田中角栄さんと言えば、内閣総理大臣にまでなった方ですが、ロッキード事件等スキャンダラスなイメージも強いかと思います。

ただ、当時の政治家として素晴らしかったのは、人とお金と物の流れを巨大都市から地方に逆流させる 「地方分散」 を推進する「日本列島改造論」を打ち出したところですね!

今なぜ田中角栄さんの話題なのかと言いますと、光の館へ向かうタクシーの中で運転手さんにしきりに、新幹線の駅の前にある田中角栄の銅像を見たかと聞かれたからです。

そう言えば。。。当時地方の政治家が利用者が少なさそうな土地に、新幹線の駅を強引に作って話題になったような。。。

でも地元の方々からしたら英雄だったのですね!!

何だか、ちょっと良かったなぁと思いました。

再度「光の館」について

ホテルとは違い、常に係りの方がついていてくれる訳ではなく、管理の方と建物の前で待ち合わせし、まずは館内の案内と注意事項、作品の説明を聞きます。

「光の館」と言う名の通り、館内に数カ所ある光のアートが時間によって変化していく様を見るアートでした。

朝・昼・晩と変化していくので、宿泊型なんだなぁと。

1階に大浴場があるのですが、そのお風呂も光のアートになっていてそこが一番素敵でした!!

お食事は、お願いすれば用意してくれるとのことで宿にお願いすることに。

お料理は、山菜中心の懐石弁当みたいな感じで、美味しかったです!

 

この光の館には、2回行きました2012年と2013年に。

どちらもラッキーなことに貸切り状態で利用させていただきました!

今では大分先まで予約でいっぱいなんですね。。。

でもまた機会があれば行きたいです!個人的なお勧めは、やはり雪深い真冬がいいのではないかと思ってます!

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